54歳引退論

布施 克彦

多くの企業が中高年の雇用を見直しつつある。この際、企業やニッポンから早期退職してはどうか。したたかな人生再設計を提案し挑戦を呼びかける静かな革命の書。

54歳引退論
  • シリーズ:ちくま新書
  • 735円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:414
  • 刊行日: 2003/05/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-06114-2
  • JANコード:9784480061140

この本の内容

わが国の経済は低迷を続けている。多くの企業が、人員整理、賃金カットなどのリストラを敢行、中高年の雇用は悲惨な状況だ。特に、五十五歳以降の人たちに対する処遇は厳しい。多くのサラリーマンにとって、ローンや子供の教育が一段落するこの年齢。しかし年金はもはやあてにできない。本書は、かつて余生だった五十五歳以降を、高度成長期の単線・単眼的な捉え方でなく、寿命八十歳時代をベースとした人生再構築期とし、さまざまな角度から「五十四歳引退」を提唱する。中高年にあらたな挑戦を呼びかける静かな革命の書。

この本の目次

第1章 なぜ五十四歳引退なのか
第2章 戦えないジャパニーズ・ビジネスマン―ピカピカでなかった国際人
第3章 五十四歳引退の決意とタイミング―五十歳引退のはずが…
第4章 引退して何をすればいいか―的を絞るのは得策か?
第5章 まずは自分探し―「自分探し」は「自分晒し」から
第6章 めざせ海外駐在員―日本で得られないものを得る
第7章 個人力の磨き方―サラリーマンだからこそできること
第8章 引退準備としての転職―大転換の前の小転換
第9章 引退に向けての周辺強化―セーフティネットは自分で張ろう
第10章 五十四歳までに引退しよう―最後の本音のメッセージ

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