日本人の心の歴史 (下)
日本人の細やかな美的感覚を「心」という深く広い言葉で見つめた創見に富む日本精神史。下巻は西鶴の時代から現代に及ぶ。
自然と共に生きてきた日本人の繊細な季節感の変遷を、文芸作品や思想の中にたどり、日本人の心の歴史とその骨格を究明する、創見に富んだ日本精神史。本巻では、西鶴から、禅・儒教の思想などを経て現代に及び、自然・季節を生活から疎外することをもって進歩と考えるにいたった現代文明の傾向を鋭く批判する。
1 西鶴の登場―中世から近世へ
2 禅から儒へ
3 義理と人情
4 道行
5 擬古
6 風雅から実証へ
7 外国人の見た日本の風光・風物
8 東洋的なものと西洋的なものとの葛藤と融和
9 写生
10 現代文明化の自然・季節
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