ちくま哲学の森 5 詩と真実
鶴見 俊輔 編集 , 安野 光雅 編集 , 井上 ひさし 編集 , 森 毅 編集 , 池内 紀 編集 , ジレージウス 著 , 大山 定一 翻訳 , アラン 著 , 斎藤 正二 翻訳 , ジャコメッティ 著 , 矢内原 伊作 翻訳 , 小出 楢重 著 , 遠山 啓 著 , 寺田 寅彦 著 , 落合 太郎 著 , フランツ・カフカ 著 , 池内 紀 翻訳 , 尾崎 士郎 著 , 野上 弥生子 著 , 武智 鉄二 著 , 円地 文子 著 , 花田 清輝 著 , 坂口 安吾 著 , 夏目 漱石 著 , 中野 重治 著 , 竹内 好 著 , 梶井 基次郎 著 , 田中 美知太郎 著 , 柳 宗悦 著 , 岡倉 天心 著 , 桜庭 信之 翻訳 , 正岡 子規 著 , 萩原 朔太郎 著 , 滝口 修造 著 , 西脇 順三郎 著 , 深瀬 基寛 著
秘すれば花なり
秘せずば 花なるべからず
詩人失格(遠山啓) 断食芸人(カフカ) 模倣と独立(夏目漱石) 美の法門(柳宗悦) 茶室(岡倉天心) 歌よみに与うる書(正岡子規)など26篇
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鶴見 俊輔
ツルミ シュンスケ
1922年、東京生まれ。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。交換船で帰国後、海軍嘱託としてジャカルタ在勤武官府勤務。46年、丸山眞男らと『思想の科学』を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。京大助教授、東工大助教授、同志社大教授を経て70年より著述業。著書に『いま家族とは』、『本音を聴く力』(福島美枝子と共著)、『家の神』(写真:安達浩)など。他に『鶴見俊輔集』全12巻・続篇5巻がある。
安野 光雅
アンノ ミツマサ
1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『安野光雅文集』(全6巻)『片想い百人一首』などがある。(写真:広石修)
森 毅
モリ ツヨシ
1928年東京生まれ。東京大学数学科卒業。京都大学教養部教授を長く務める。著書に『まちがったっていいじゃないか』(ちくま文庫)、『数学の歴史』(講談社学術文庫)、『対談 数学大明神』(安野光雅氏と共著、ちくま学芸文庫)ほか多数。2010年7月逝去。
池内 紀
イケウチ オサム
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。エッセイスト。主な著書に、『ウィーン・都市の詩学』(73年)、『諷刺の文学』(78年・亀井勝一郎賞)、『海山のあいだ』(94年・講談社エッセイ賞)、『見知らぬオトカム――辻まことの肖像』(97年)、『ゲーテさんこんばんは』(2001年・桑原武夫学芸賞)、『二列目の人生』(03年)、『ひとり旅は楽し』(04年)、『森の紳士録』(05年)、『池内紀の仕事場』(全8巻・04年−05年)など。主な訳書に、カネッティ『眩暈』(1972年)、ジュースキント『香水』(88年)、ロート『聖なる酔っ払いの伝説』(89年)、ゲーテ『ファウスト』(99年・毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全6巻・2000年−02年・日本翻訳文化賞)など。
アラン
アラン
1868〜1951年。フランスの哲学者。本名エミール=オーギュスト・シャルティエ。高等師範学校卒業後、リセの教師となる。その哲学講義は学生たちの支持を受け、教え子からシモーヌ・ヴェイユをはじめとする哲学者を輩出している。65歳で教職を退き亡くなるまで執筆活動を続けた。著書に『幸福論』『定義集』『諸芸術の体系』などがある。
遠山 啓
トオヤマ ヒラク
1909-1979年。熊本県生まれ。東京大学数学科に入学するも退学、のち東北大学数学科を卒業。海軍教授をへて東京工業大学教授。数学教育への関心から民間教育団体「数学教育協議会」を結成、長く委員長をつとめた。数学教育の理論と方法を開発・提唱し、その水道方式、量の理論などは、教育現場に大きな影響を与えた。著書に『無限と連続』『数学入門(上・下)』(以上、岩波新書)、『微分と積分』『初等整数論』(以上、日本評論社)『競争原理を超えて』(太郎次郎社)などがある。教科書や雑誌の創刊にも多く関わった。
フランツ・カフカ
カフカ,フランツ
1883年、当時、オーストリア=ハンガリー帝国領のプラハに生まれる。ユダヤ系のドイツ語作家。法学を専攻し、1908年プラハの労働者災害保険協会に就職。1924年、死去。
池内 紀
イケウチ オサム
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。エッセイスト。主な著書に、『ウィーン・都市の詩学』(73年)、『諷刺の文学』(78年・亀井勝一郎賞)、『海山のあいだ』(94年・講談社エッセイ賞)、『見知らぬオトカム――辻まことの肖像』(97年)、『ゲーテさんこんばんは』(2001年・桑原武夫学芸賞)、『二列目の人生』(03年)、『ひとり旅は楽し』(04年)、『森の紳士録』(05年)、『池内紀の仕事場』(全8巻・04年−05年)など。主な訳書に、カネッティ『眩暈』(1972年)、ジュースキント『香水』(88年)、ロート『聖なる酔っ払いの伝説』(89年)、ゲーテ『ファウスト』(99年・毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全6巻・2000年−02年・日本翻訳文化賞)など。
坂口 安吾
サカグチ アンゴ
1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。
夏目 漱石
ナツメ ソウセキ
1867年(慶応3年)、江戸・牛込馬場下横町(現・新宿区喜久井町)に生まれる。本名金之助。1893年(明治26年)、東京帝国大学英文科卒業。1900年(明治33年)、文部省留学生としてイギリスに留学(1903年1月、帰国)。1905年(明治38年)、「吾輩は猫である」第1回(『ホトトギス』誌上に10回連載)を発表。その後『坊っちゃん』『三四郎』他数々の名作を発表し、国民的大作家となる。1916年(大正5年)12月9日、胃潰瘍で死亡。
柳 宗悦
ヤナギ ムネヨシ
1889〜1961年。学習院高等科在学中に雑誌「白樺」創刊に参加。主に美術の分野を担当した。東京帝国大学哲学科を卒業後は宗教哲学者として活躍。その後、濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチ、富本憲吉らと出会い、「民藝」という新しい美の概念を打ちたてた。眼の人として知られるが、柳のまなざしは、物の美しさだけではなく、物を生み出した人や社会にたえず注がれていた。
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