小川環樹著作集 5
- シリーズ:シリーズ・全集
- 10,185円(税込)
- Cコード:3398
- 整理番号:
- 刊行日:
1997/05/20
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:A5判
- ページ数:552
- ISBN:4-480-70375-6
- JANコード:9784480703750
- 在庫 ×
文学や思想に対する言語を通しての鋭い直観は、日本の伝統的な文化をめぐる諸篇にも顕著である。また、少年のころ漢籍の素読を教わった祖父や、恩師の鈴木虎雄を始めとする先学、留学時代に会った魯迅、そして兄たちの思い出を語る文章は、著者の音容を偲ばせてやまない。著者の学問の全貌を初めて明らかにする。
墓誌銘の文法の破格―そのコレアニズム
稲荷山古墳の鉄剣銘と太安万侶の墓誌の漢文におけるKoreanismについて
「三笠の山に出でし月かも」
『弘決外典鈔』(五臣注文選紙背文書)解題
清原宣賢の『毛詩抄』について
米沢訪書記
荻生徂徠『論語徴』解題
頼山陽の詩文について
中国人が観た江戸時代の漢詩
新語と片カナ〔ほか〕
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