カール・シュミット シュミット,カール
1888−1985年。ドイツの公法学者、政治思想家。カトリック系の家庭に生まれ、ベルリン大学などで法律を学ぶ。第一次大戦後のワイマール体制やヴェルサイユ体制への批判として強力な国家を標榜。1933年のナチスの政権獲得とともに、一時期支持者となる。そのため、戦争責任を問われたが、晩年には国際法や思想史関係の論文を多く発表した。著書に、『政治的神学』『政治的ロマン主義』『憲法理論』『陸地と海洋』『大地のノモス』などがある。
カール・シュミット 著 新田 邦夫 翻訳
二〇世紀の戦争を特徴づける「絶対的な敵」殲滅の思想の端緒を、レーニン・毛沢東らの《パルチザン》戦争という形態のなかに見出した画期的論考。
ちくま学芸文庫 文庫判 240頁 刊行日 1995/10/05 ISBN 978-4-480-08228-2JANコード 9784480082282
定価:本体1,100 円+税
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