算法少女
「どうして算数を勉強するの?」「だって、おもしろいから!」
父から和算を学ぶ町娘あきは、算額に誤りを見つけ声を上げた。と、若侍が…。和算への誘いとして定評の少年少女向け歴史小説。箕田源二郎・絵
父・千葉桃三から算法の手ほどきを受けていた町娘あきは、ある日、観音さまに奉納された算額に誤りを見つけ声をあげた…。その出来事を聞き及んだ久留米藩主・有馬侯は、あきを姫君の算法指南役にしようとするが、騒動がもちあがる。上方算法に対抗心を燃やす関流の実力者・藤田貞資が、あきと同じ年頃の、関流を学ぶ娘と競わせることを画策。はたしてその結果は…。安永4(1775)年に刊行された和算書『算法少女』の成立をめぐる史実をていねいに拾いながら、豊かに色づけた少年少女むけ歴史小説の名作。江戸時代、いかに和算が庶民の間に広まっていたか、それを学ぶことがいかに歓びであったかを、いきいきと描き出す。
2006.11.13 まりも
算数が嫌いなので、
この本も読むのが結構つらかったです。
2006.11.10 廣井
四万十川の清流で
僕は育ちました。
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可
「算法少女」この不思議の書をめぐって 遠藤寛子[全文を読む]