算法少女

遠藤 寛子

「どうして算数を勉強するの?」「だって、おもしろいから!」

父から和算を学ぶ町娘あきは、算額に誤りを見つけ声を上げた。と、若侍が…。和算への誘いとして定評の少年少女向け歴史小説。箕田源二郎・絵

算法少女
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 945円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:エ-11-1
  • 刊行日: 2006/08/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:4-480-09013-4
  • JANコード:9784480090133

著者からのメッセージ

「算法少女」この不思議の書をめぐって 遠藤寛子[全文を読む]

この本の内容

父・千葉桃三から算法の手ほどきを受けていた町娘あきは、ある日、観音さまに奉納された算額に誤りを見つけ声をあげた…。その出来事を聞き及んだ久留米藩主・有馬侯は、あきを姫君の算法指南役にしようとするが、騒動がもちあがる。上方算法に対抗心を燃やす関流の実力者・藤田貞資が、あきと同じ年頃の、関流を学ぶ娘と競わせることを画策。はたしてその結果は…。安永4(1775)年に刊行された和算書『算法少女』の成立をめぐる史実をていねいに拾いながら、豊かに色づけた少年少女むけ歴史小説の名作。江戸時代、いかに和算が庶民の間に広まっていたか、それを学ぶことがいかに歓びであったかを、いきいきと描き出す。

読者の感想

2006.11.13 まりも

算数が嫌いなので、
この本も読むのが結構つらかったです。

2006.11.10 廣井

四万十川の清流で
僕は育ちました。

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