タキトゥス タキトゥス
56頃-120年頃。ローマ帝政初期の歴史家。元老院議員として、法務官、執政官を務め、晩年にはアシア属州(小アジア西部)知事となる。共和政への郷愁と元首政への疑問を文筆活動の主題とし、『雄弁家についての対話』『同時代史』『年代記』などを著わす。
タキトゥス 著
暴帝ネロの死に始まり「三度の内乱、四元首の暗殺、平和ですら血腥かった時代」を描いて『年代記』と並ぶ古代ローマ最大の歴史家の筆になる一大歴史叙述。本邦初訳。
単行本 A5判 352頁 刊行日 1996/10/09 ISBN 4-480-86102-5JANコード 9784480861023
定価:本体4,700 円+税
在庫 ×
タキトゥス 著 國原 吉之助 翻訳
頽廃のローマ帝国を北から脅かした、野性にあふれる諸部族の民族誌「ゲルマニア」と、タキトゥスの岳父を描いた伝記「アグリコラ」を併載。
ちくま学芸文庫 文庫判 刊行日 1996/07/10 ISBN 4-480-08278-6JANコード 9784480082787
定価:本体854 円+税
© Chikumashobo Ltd. All Rights Reserved.