大村 彦次郎 オオムラ ヒコジロウ
1933年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部・文学部卒業後、講談社入社。「小説現代」「群像」編集長を経て、文芸出版部長、文芸局長、取締役を務める。著書に『文壇うたかた物語』『文壇栄華物語』『文壇挽歌物語』『ある文藝編集者の一生』『文士の生きかた』『時代小説盛衰史』『文士のいる風景』『万太郎 松太郎 正太郎』(いずれも筑摩書房)。『文壇栄華物語』は第18回新田次郎文学賞、『時代小説盛衰史』は第41回長谷川伸賞、第19回大衆文学研究賞を受賞。
大村 彦次郎 著
作家とはなにか。編集者とはなにか。永年、小説雑誌の編集に腕をふるった著者が、戦後の雑誌の流れをたどりながら、悲喜こもごもの文壇風景を描く好読み物。
単行本 四六判 296頁 刊行日 1995/05/23 ISBN 4-480-81377-2JANコード 9784480813770
定価:本体2,500 円+税
在庫 ○
中間小説誌を中心に戦後の文壇を華やかに彩った、作家たちと編集者の物語。文学に対する愛情が全面ににじみ出た、戦後文壇側面史。新田次郎賞受賞。
単行本 四六判 432頁 刊行日 1998/12/10 ISBN 4-480-82339-5JANコード 9784480823397
定価:本体2,900 円+税
作家とは、作家生活とはいかなるものか、彼らは作家としていかに生きたか。前著二作で好評を博した著者が〈文士の時代の終焉〉を描く。
単行本 四六判 504頁 刊行日 2001/05/15 ISBN 4-480-82345-XJANコード 9784480823458
文藝編集者楢崎勤の目から眺めた、戦前昭和文壇の舞台裏。好評の『文壇栄華物語』『文壇挽歌物語』に続く、著者年来の〈文壇物三部作〉の完結篇。
単行本 四六判 288頁 刊行日 2002/09/24 ISBN 4-480-82350-6JANコード 9784480823502
在庫 ×
かつて日本の文壇にいた文士たち。特有のモラルや美意識をもって、思いきり野放図に生きた十三人の人生の裏表や喜怒哀楽を描いて、芸術と実生活の関係に迫る。
ちくま新書 新書判 224頁 刊行日 2003/10/07 ISBN 4-480-06138-XJANコード 9784480061386
定価:本体700 円+税
中里介山から司馬遼太郎の登場まで。時代小説の栄枯盛衰を豊富なエピソードで描ききった一千枚の力作。多くの名作傑作誕生秘話が静かに心を動かす好著。
単行本 四六判 536頁 刊行日 2005/11/08 ISBN 4-480-82357-3JANコード 9784480823571
武田麟太郎から丹羽文雄まで作家たちの心に残る風景を綴った文壇ショートストーリー百話。文壇に現われては逝った文士たちへの惜別の点鬼簿。
ちくま文庫 文庫判 320頁 刊行日 2006/06/07 ISBN 4-480-42231-5JANコード 9784480422316
定価:本体840 円+税
久保田万太郎、川口松太郎、池波正太郎、水上瀧太郎、広津和郎ほか多くの東京生まれの作家たちの処世のありかたを通して在りし日の東京人の気質と個性を描き出す。
単行本 四六判 368頁 刊行日 2007/07/25 ISBN 978-4-480-82360-1JANコード 9784480823601
興亡激しい小説雑誌を舞台に活躍を見せた戦後の文士たち。往年の名編集長が自らの体験をとおして綴る悲喜こもごもの文壇風景。 <br /> 【解説: 常盤新平 】
ちくま文庫 文庫判 384頁 刊行日 2007/10/10 ISBN 978-4-480-42365-8JANコード 9784480423658
定価:本体880 円+税
漱石、荷風から色川武大まで東京生まれの文人一〇〇人のとっておきのエピソードを集め、古き良き東京の面影を端正に描き出す、文庫書下ろし。
ちくま文庫 文庫判 352頁 刊行日 2009/01/07 ISBN 978-4-480-42532-4JANコード 9784480425324
戦後の中間小説誌を中心に、筆一本に賭けた作家たちと編集者が織りなす哀歓の明け暮れを描く文壇側面史。第18回新田次郎文学賞受賞。<br /> 【解説: 坪内祐三 】
ちくま文庫 文庫判 560頁 刊行日 2009/12/09 ISBN 978-4-480-42657-4JANコード 9784480426574
定価:本体1,400 円+税
つむじ曲りの頑固ものが気ままに生きた時代があった。ひと筋縄ではいかぬ文人たちの身辺雑記や楽屋ばなしのかずかず、精選三〇〇余話で織りなす昭和の世相と人情。
単行本 四六判 352頁 刊行日 2010/08/25 ISBN 978-4-480-82368-7JANコード 9784480823687
定価:本体2,300 円+税
太陽族の登場で幕をあけた昭和三十年代。編集者の目から見た戦後文壇史の舞台裏。『文壇うたかた物語』『文壇栄華物語』に続く〈文壇三部作〉完結編。
ちくま文庫 文庫判 608頁 刊行日 2011/04/06 ISBN 978-4-480-42818-9JANコード 9784480428189
定価:本体1,500 円+税
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