本郷 和人 ホンゴウ カズト
1960年東京生まれ。東京大学・同大学院で石井進氏・五味文彦氏に師事し、日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史、古文書学。東京大学史料編纂所で『大日本史料』第五編の編纂を担当し、現在は、東京大学大学院情報学環准教授。実証的な研究に基づきながら、歴史に「物語」と「人物」を取り戻そうと試みている。著書に『中世朝廷訴訟の研究』(東京大学出版会)、『新・中世王権論』(新人物往来社)、『人物を読む日本中世史』(講談社選書メチエ)がある。
本郷 和人 著
日本中世の「王」は一体誰か? 武士=御家人の利益を守るために設立された幕府が、朝廷に学び、みずから統治者たらんとしたとき、武士から王への歩みが始まった。
ちくま新書 新書判 240頁 刊行日 2007/10/09 ISBN 978-4-480-06388-5JANコード 9784480063885
定価:本体720 円+税
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