伊藤 正敏 イトウ マサトシ
1955年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。思想家・中世史研究家。一乗谷朝倉氏遺跡調査研究所文化財調査員、文化庁記念物課技官、長岡造形大学教授などを歴任。現在は研究・執筆活動に専念している。文献史学、考古学、文化財保護行政などをフィールドとしている。研究対象は日本村落史と中世寺社勢力論。著書に『中世後期の村落』『中世の寺社勢力と境内都市』『日本の中世寺院』(以上、単著)、『中世の村落と現代』『戦国大名朝倉氏と一乗谷』『延暦寺と中世社会』(以上、共著)などがある。
伊藤 正敏 著
最先端の技術、軍事力、経済力を持ちながら、同時に、国家の論理、有縁の絆を断ち切る中世の「無縁」所。第一次史料を駆使し、中世日本を生々しく再現する。
ちくま新書 新書判 256頁 刊行日 2008/08/05 ISBN 978-4-480-06435-6JANコード 9784480064356
定価:本体760 円+税
在庫 ○
世を仕損なった人たちが、移民となって流れ込む寺社=境内都市=無縁所。無縁所を生み出した社会の姿、また、有縁に対抗するその思想、実力を確かな史料で描く。
ちくま新書 新書判 240頁 刊行日 2010/05/06 ISBN 978-4-480-06545-2JANコード 9784480065452
定価:本体740 円+税
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