水村 美苗 ミズムラ ミナエ
東京生まれ。12歳で渡米。イェール大学卒、仏文専攻。同大学院修了後、帰国。のち、プリンストン大学などで日本近代文学を教える。1990年『續明暗』を刊行し芸術選奨新人賞、95年に『私小説from left to right』で野間文芸新人賞を受賞。98年に辻邦生氏との往復書簡『手紙、栞を添えて』刊行。2002年『本格小説』で読売文学賞を受賞。08年『日本語が亡びるとき──英語の世紀の中で』、09年『日本語で書くということ』『日本語で読むということ』を刊行。
水村 美苗 著
豊かな国民文学を生み出してきた日本語が、「英語の世紀」の中で「亡びる」とはどういうことか? 日本語をめぐる認識の根底を深く揺り動かす書き下ろし問題作!
単行本 四六判 336頁 刊行日 2008/11/05 ISBN 978-4-480-81496-8JANコード 9784480814968
定価:本体1,800 円+税
在庫 ○
12歳で渡米し滞在20年目を迎えた「美苗」。アメリカにも溶け込めず、今の日本にも違和感を覚え…。本邦初の横書きバイリンガル小説。
ちくま文庫 文庫判 464頁 刊行日 2009/03/10 ISBN 978-4-480-42585-0JANコード 9784480425850
定価:本体780 円+税
『日本語が亡びるとき』は、なぜ書かれることになったのか?――そんな関心にもおのずから応える、読書や思い出や自分の本にまつわるエッセイを集成。
単行本 四六判 256頁 刊行日 2009/04/20 ISBN 978-4-480-81501-9JANコード 9784480815019
定価:本体1,600 円+税
『日本語が亡びるとき』は、なぜ書かれることになったのか?――そんな関心にもおのずから応える、書くことへの希望や日本近代文学についてのエッセイ&評論。
単行本 四六判 232頁 刊行日 2009/04/20 ISBN 978-4-480-81502-6JANコード 9784480815026
もし、あの『明暗』が書き継がれていたとしたら…。漱石の文体そのままに、気鋭の作家が挑んだ話題作。芸術選奨新人賞受賞。
ちくま文庫 文庫判 432頁 刊行日 2009/06/10 ISBN 978-4-480-42609-3JANコード 9784480426093
定価:本体840 円+税
辻 邦生 著 水村 美苗 著
若かりしころの読書体験の話題は、いつしか文学の本質をめぐる議論に……。知性とユーモアにあふれた往復書簡集が、読書の愉楽へといざなう。
ちくま文庫 文庫判 272頁 刊行日 2009/12/09 ISBN 978-4-480-42647-5JANコード 9784480426475
定価:本体740 円+税
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