ジョウゼフ・コンラッド コンラッド,ジョウゼフ
1857-1924。20世紀前半を代表する作家の一人であるコンラッドの作品には、文明や革命、政治をテーマとした作品が多い。ロシア、プロイセン、フランスという三大列強による侵略を絶えず受けてきたポーランドの名望貴族の出身だったコンラッドにとって、倫理と規律、個人と社会制度の関係は消え去ることのない問題だった。
ジョウゼフ・コンラッド 著 井上 義夫 編訳
倫理と規律、個人と社会制度の相克というコンラッド文学の特徴を表す「文明の前哨点」、「秘密の同居人」など五篇と訳者による丁寧な解説を収める。
ちくま文庫 文庫判 272頁 刊行日 2010/01/06 ISBN 978-4-480-42637-6JANコード 9784480426376
定価:本体860 円+税
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