筑摩叢書353 ピグミーチンパンジー
交尾は挨拶がわり、鳴き声は言葉のよう。個性的で、親密な家族と平等な社会を営む、絶滅に瀕している 隣人 たちの、世界初のリポート。
- シリーズ:シリーズ・全集
- 1,784円(税込)
- Cコード:0345
- 整理番号:
- 刊行日:
1991/06/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-01353-9
- JANコード:9784480013538
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本書は、ピグミーチンパンジーの生態と社会の、世界で初めてのリポートであり、人類進化の研究を一変させたものである。その生きいときとした文章と柔軟な分析によって第34回読売文学賞を受賞し、近く英訳も刊行される。
1 ピグミーチンパンジーを追って(森のワンバ
ビーリャの住む森
観察の始まりと餌づけの試み
森歩きのディプローマ
1975年元旦
森からきた養女、ココ
開かれはじめたビーリャの社会
ビンボー事件
森の祭り)
2 ピグミーチンパンジーの社会構造(再びワンバへ
類人猿の社会
集団の構造
性行動
社会関係
道具使用
社会構造再考)
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