経済学的思考のすすめ

岩田 規久男

ちょっと待った

世の中には、「将来日本は破産する」といったインチキ経済論がまかり通っている。ホンモノの経済学の思考法を用いてさまざまな実例をあげ、トンデモ本を駆逐する!

経済学的思考のすすめ
  • シリーズ:
  • 1,575円(税込)
  • Cコード:0333
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2011/01/13
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-01512-9
  • JANコード:9784480015129
岩田 規久男
岩田 規久男

イワタ キクオ

1942生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院修了。現在、学習院大学経済学部教授。深く確かな理論に裏づけられた、幅ひろく鋭い現状分析と政策提言はつねに各界の注目を集めている。著書に『金融入門』(岩波新書)、『ゼロ金利の経済学』(ダイヤモンド社)、『金融危機の経済学』(東洋経済新報社)、『昭和恐慌の研究』(編著、東洋経済新報社、第47回日経・経済図書文化賞受賞)、『経済学を学ぶ』『世界同時不況』(ちくま新書)、『景気ってなんだろう』(ちくまプリマー新書)、『経済学的思考のすすめ』(筑摩選書)、『デフレと超円高』(講談社現代新書)ほか多数。

この本の内容

経済学の専門家でない人の経済本がよく読まれることがある。多様な議論があるのはよいが、それがトンデモなく間違っている場合は問題である。インチキな経済解釈がまかり通れば、間違った経済政策が採用され、人々を不幸にしてしまう危険性があるからだ。本書では、経済学が演繹法を用いて思考し、それが生活のさまざまな場面で活用できることを、実例を挙げて解説する。

この本の目次

第1章 シロウト経済学は花盛り
第2章 間違いだらけのシロウト経済学
第3章 経済学は演繹で考える
第4章 経済の基本原理
第5章 なぜ市場原理を重視するか
第6章 温かい心と冷静な頭脳で
第7章 経済モデルを検証する

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可