食物漫遊記
画にかいた餅を食べる話、辿りつけない料理屋の話、鯨飲馬食と断食絶食の話などなど、食物をめぐる滑稽譚、怪異譚のかずかず。
【解説: 吉行淳之介 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 735円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:た-1-1
- 刊行日:
1985/12/04
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-02021-7
- JANコード:9784480020215
- 在庫 問合せ
画にかいた餅を食べる話、辿りつけない料理屋の話、鯨飲馬食と断食絶食の話、人を食い人に食われる話など、食物をめぐって人びとが演じる滑稽譚、怪異譚のかずかず。エンサイクロペディストによる、ひと味ちがう美味随筆。
嘘ばっかり
絶対の探求―岡山の焼鳥
一品大盛りの味―尾道のママカリ
狐の嫁入り―愛宕下の豆腐
薬喰は禁物―横浜の牛肉
画餅を食う話―駒込の洋食
気違いお茶会―麻布の紅茶
飢えを見せる人―雑司ヶ谷の料理店
食うか食われるか―フライブルクのアラブ・パン
天どん物語―蒲田の天どん
笑食会ふたたび―鎌倉のきのこ
幻の料理―向島のどぜう
東は東、西は西―銚子の亀甲万
市場のユートピア―築地のうどん
家の中のロビンソン・クルーソー
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