三四郎

夏目 漱石

学問の世界とぶつかり、都会女性美禰子との恋に悩みながら成長してゆく三四郎の姿を描いた青春文学。詳しく利用しやすい語注付。

三四郎
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 336円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:な-1-3
  • 刊行日: 1986/04/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:4-480-02046-2
  • JANコード:9784480020468
夏目 漱石
夏目 漱石

ナツメ ソウセキ

1867年(慶応3年)、江戸・牛込馬場下横町(現・新宿区喜久井町)に生まれる。本名金之助。1893年(明治26年)、東京帝国大学英文科卒業。1900年(明治33年)、文部省留学生としてイギリスに留学(1903年1月、帰国)。1905年(明治38年)、「吾輩は猫である」第1回(『ホトトギス』誌上に10回連載)を発表。その後『坊っちゃん』『三四郎』他数々の名作を発表し、国民的大作家となる。1916年(大正5年)12月9日、胃潰瘍で死亡。

この本の内容

明治後期、熊本から上京、東京の大学に入った小川三四郎の前には三つの世界が待っていた。第一は旧態依然たる慣習の世界。第二は学問の世界。第三は女性のいる恋の世界である。この三つの世界のどれかに自分も入れるかもしれないと考える三四郎は、大学の池のほとりで知り合った都会人美禰子にひかれてゆく。明治40年代の学生生活を描いた漱石の青春小説。

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