古典落語 圓生集(上)
寄席育ちの六代目三遊亭圓生は、洒脱な滑稽味で聞かせる落とし噺、しっとりと語り込む人情噺を得意とした。この巻には「らくだ」ほか11篇。
子ども義太夫語りの豊竹豆仮名太夫として、寄席に出演したのが6歳のとき。ついで落語家に転じ、三遊亭円童を名のって初高座をふんだのが9歳。文字通り“寄席育ち”の六代目円生は、寄席の世界の雰囲気を色濃く身につけていた。その魅力、情緻をきわめた語り口が、ファンにはいまなお忘れがたい正札付きの出囃しとともに鮮やかによみがえる、円生落語の独演集。
妾馬
らくだ
五人廻し
百川
大山詣り
付き馬
蛙茶番
文七元結
三十石
居残り佐平次
竃幽霊
木乃伊取り
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可