柳田國男全集17
衣服の変遷や女性の暮らし、食の習俗など身近な日常の話題から、新たな日本文化史を構築した『木綿以前の事』『食物と心臓』ほか。
- シリーズ:ちくま文庫
- 1,152円(税込)
- Cコード:0139
- 整理番号:や-6-17
- 刊行日:
1990/06/26
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ISBN:4-480-02417-4
- JANコード:9784480024176
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やわらかな肌ざわりと色彩に富む木綿の出現は、ごわごわとした麻の衣に慣れていた日本人の表情やものごし、感性にまで大きな変化をもたらした。芭蕉の「七部集」に見られる無数無名の女性たちの生活誌を資料として、新たなる日本文化史を構築した『木綿以前の事』。鏡餅はなぜ丸いのか、握飯はなぜ三角なのか、節供や式日の食べ物の持つ意味や、贈答品に添えるのしの起源など、食の習俗から日本人の心と信仰のありようを解き明かす『食物と心臓』。日常卑近な話題から日本文化の本質に迫る2名著ほかを収録する。
木綿以前の事
食物と心臓
手拭沿革
民間些事
稗の未来
米櫃と糧と菜
親の膳
小豆の話
塩雑談
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