ドキュメント 隠された公害
鉱毒に侵されながらも住民は病気の存在を否定する。なぜか。東邦亜鉛が対馬で行ったそのおそるべき支配構造の実態に迫る。
- シリーズ:ちくま文庫
- 683円(税込)
- Cコード:0136
- 整理番号:か-1-5
- 刊行日:
1991/01/29
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:352
- ISBN:4-480-02506-5
- JANコード:9784480025067
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富山県のイタイイタイ病と同じ病気が東邦亜鉛鉱業所のある対馬でも発生していると知って、1969年8月、著書は対馬に渡った。しかし、対馬樫根部落の住民は一致団結して病気の存在を否定し、マスコミの取材を拒否しつづけた。いったい対馬に公害はあるのかないのか、もしあるとすればなぜ隠そうとするのか。一企業が住民に行ったおそるべき支配構造の実態を把えた迫真のドキュメント。
1 尾行者たち
2 イタイイタイ病発生
3 やってきた東京資本
4 レントゲン写真の行方
5 2つの鉱毒運動―対馬・安中
6 壊滅した第一組合
7 「カドミウムは怖くない」
8 公害対策特別委員会
9 送られてきた手紙
10 大団円
資料「鉱害始末記」
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