新編 かたりべ文化
目のことばで考える従来の日本文化。しかし近年耳のことばで生きる若い世代が増えている。彼ら「語部」の問題を考えるエッセイ。
- シリーズ:ちくま文庫
- 530円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:と-1-2
- 刊行日:
1992/08/24
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-02624-X
- JANコード:9784480026248
- 在庫 ×
語部―かたりべとは伝承を諳んじて語りきかせる氏族のこと、つまり耳から耳へ、口から口へとことばを伝えていった人々のことである。現代は、目で読むことばでではなく、耳から入ることばで思考する人々が増えているのではないか。これを著者独自の「かたりべ文化」というキーワードでとらえ、その意味を考える、ことばのエッセイ。
1 耳で読む(個人の読者と組織読者
新中流読者
半読者
日本人の表現力と読書)
2 声の文化(かたりべ人間
言いおおせて何かある
日本の言葉と文化
外来語を受け入れる心理)
3 新言文一致(会話
電話をかける前に
話し下手・聞き下手
話す
関西弁
目で考える
ことばの扉
史部の文体
新日本文化論
やわらかな心とことば)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可