鞍馬天狗のおじさんは
昭和の銀幕を駆抜けた鞍馬天狗! 演ずるアラカン=嵐寛寿郎と竹中労が織成す名調子。山中貞雄・マキノ雅広らの素顔が語られる。
【解説: 橋本治 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 998円(税込)
- Cコード:0125
- 整理番号:た-20-1
- 刊行日:
1992/08/24
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:416
- ISBN:4-480-02639-8
- JANコード:9784480026392
- 在庫 ×
昭和の銀幕を駆け抜けた鞍馬天狗。生涯、映画を愛し、女に惚れ、一銭の財産も残さずに逝った往年のヒーロー・アラカン=嵐寛寿郎が語った日本映画の裏舞台。いかがわしくも、魅力と活気に満ちていた映画界のようすが、竹中労の名調子に乗って甦える。山中貞雄、伊藤大輔、マキノ雅広らの若き日々がいきいきと描かれる、もう一つの日本映画史。
序章 ただ見る池塘春草のゆめ
第1部 ああ、サイレント時代
第2部 雲の上から地の涯てへ
第3部 化天の中をくらべれば
かえりみれば半世紀
嵐寛寿郎名作劇場―サイレント版
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