戦後詩

寺山 修司

詩は本来、人生の隣にあるもっと直接的なコミュニケーションの手段ではなかったか。その本質に立ち戻るための意欲的な試み。
【解説: 荒川洋治 】

戦後詩
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 588円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:て-6-2
  • 刊行日: 1993/05/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-02739-4
  • JANコード:9784480027399
寺山 修司
寺山 修司

テラヤマ シュウジ

1935-1983。青森県弘前市の生まれ。早くより詩や短歌を発表。18歳のとき短歌研究新人賞を受賞して脚光をあびる。早大在学中にネフローゼを発病し4年間の療養生活を送る。その後、劇団「天井桟敷」結成、劇作家、演出家として活動のかたわら、小説、批評、詩、歌謡、映画、競馬評論などさまざまな分野で才能を発揮した。旺盛な仕事のさなかに急死。

この本の内容

自分のことばを自分の声で伝える。自己表現のあるべき姿をとりもどそうと呼びかける、愛情と挑発に満ちた意欲的な試み。

この本の目次

第1章 戦後詩における行為
第2章 戦後詩の主題としての幻滅
第3章 詩壇における帰巣集団の構造
第4章 飢えて死ぬ子と詩を書く親と
第5章 書斎でクジラを釣るための考察

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