ひとが生まれる
ひとが<<自分:、、>>というものを意識し始めるのはどんな時だろう? 田中正造ら五人の生涯を描くことで、私たちの生きる社会を考える。
- シリーズ:ちくま文庫
- 693円(税込)
- Cコード:0123
- 整理番号:つ-2-3
- 刊行日:
1994/03/24
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ISBN:4-480-02853-6
- JANコード:9784480028532
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ひとが自分というものを意識しはじめるのはどんな時だろう?誰かとけんかした時、集団の中でひとりのけものにされた時、私たちは自分の前に立ちふさがる他人や集団とともに、自分を強く意識せざるをえない。本書は、自分の誕生の記録が残っている、田中正造、金子ふみ子ら5人の波乱に満たち生涯を描く。この5つの肖像をたどることによって、現代日本の姿が立ち現われ、私たちの生きる社会を考える手がかりとなる。
中浜万次郎―行動力にみちた海の男
田中正造―農民の初心をつらぬいた抵抗
横田英子―明治の代表的日本女性
金子ふみ子―無籍者として生きる
林尹夫―死を見つめる
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