鴎外の子供たち
子煩悩で家庭的な人でもあった鴎外。しかし森家に漂う不協和音。明治の文豪のプライヴェートな部分を次男の目が捉える好著。
【解説: 小島千加子 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 714円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:も-13-1
- 刊行日:
1995/06/22
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-03039-5
- JANコード:9784480030399
- 在庫 ×
鴎外の子供たち―於莵、茉莉、杏奴、類。みなそれぞれ、強い個性を持ち、父親を愛し愛されていた。しかし兄姉間の仲は、そううまくはいかなかった。妻志け、子供たちを取り巻く不協和音。明治の文豪のプライヴェートな部分を末子の目が捉えた貴重な書。
1 森家のきょうだい
2 父、鴎外のこと
3 茉莉の結婚・父の死
4 母の位置
5 不肖の子
6 恋愛時代・パリへ
7 画学生のころ
8 母の死をめぐって
9 嫁さがし
10 本屋さん開店
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