手塚治虫はどこにいる
これまで、テーマ主義的にしか語られなかった手{@EBD0}論を全面否定し、線とコマ割りから手{@EBD0}治虫を捉えなおす画期的論考。
【解説: 氷室冴子 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 509円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:な-13-3
- 刊行日:
1995/12/04
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-03130-8
- JANコード:9784480031303
- 在庫 ×
これまで、テーマ主義的にしか語られなかった手塚論を全面否定し、線とコマ割りの面から手塚治虫を捉えなおす画期的な手塚治虫論。戦後約15年間の生命感に溢れていた線は、劇画やアニメとの関わりの中で、矯正を強いられてゆく。数度にわたって描き直された「ジャングル大帝」等をテキストに手塚作品の本当の面白さと表現論的な意味を探る。
序―手塚さんの死
手塚治虫像―宝塚・戦争・マンガ
初期手塚マンガの楽しさ―モッブシーン
『新宝島』―コマの革命はあったのか?
『新宝島』の読み方―表現論
ヒョウタンツギ―方法的アソビの意味
落書き記号の面白さ―線の思想
手塚的な目玉たち―自意識
『ジャングル大帝』―「物語」と画像
月刊誌黄金期―『アトム大使』から『0マン』へ〔ほか〕
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