恐龍が飛んだ日

養老 孟司 著 , 柴谷 篤弘

昆虫の擬態の不思議、表現型を調節するDNAのメカニズム、科学にとって真実とは何か――科学と博物学が交差し、思索の愉しみを誘う名対談。

恐龍が飛んだ日
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 550円(税込)
  • Cコード:0145
  • 整理番号:よ-6-4
  • 刊行日: 1995/12/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-03141-3
  • JANコード:9784480031419
養老 孟司
養老 孟司

ヨウロウ タケシ

1937年神奈川県鎌倉市生まれ。62年東京大学医学部卒業後、解剖学教室へ入る。95年東京大学医学部教授を退官。現在、同名誉教授。著書に『ヒトの見方』『からだの見方』(サントリー学芸賞)『唯脳論』『カミとヒトの解剖学』『からだを読む』『無思想の発見』(以上、筑摩書房)、『身体の文学史』『バカの壁』(毎日出版文化賞)『死の壁』(以上、新潮社)、『いちばん大事なこと』(集英社)、『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』(日経BP社)、『まともな人』『ぼちぼち結論』(以上、中央公論新社)など多数がある。

この本の内容

生物は、どうしてこの「かたち」になったのか。種は必らず滅亡する運命にあるのか。昆虫の凝態は「構造」なのか、「機能」なのか。科学にとって真実とは何か―柔軟にして強靱な二つの頭脳が、博物学の愉しみから現代科学批判まで、融通無碍に対話する。思索と発見に満ちた名対談。

この本の目次

第1章 量子的宇宙とボディビル―筋肉細胞の記憶と平衡
第2章 後ろ向きのダーウィン像―学名トリウンファーリスの時代
第3章 機能の枠組み依存性―尺度不変性と自己相似
第4章 真理は一つではない―構造と階層性と進化

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可