男流文学論
「痛快! よくぞやってくれた」「こんなもの文学批評じゃない!」 吉行・三島など 男流 作家を一刀両断にして話題沸騰の書。
【解説: 斎藤美奈子 】
吉行淳之介、島尾敏雄、谷崎潤一郎、小島信夫、村上春樹、三島由紀夫ら、6人の「男流」作家の作品とそれらをめぐる評論を、当世“札付き”の関西女3人が、バッタバッタと叩き斬る!刊行当初から話題騒然となり、「痛快!よくぞいってくれた。胸がスッとした。」「こんなものは文芸論じゃないっ!」など、賛否両論、すさまじい論議を呼び起こしたエポックメーキングな鼎談。面白さ保証付。
吉行淳之介―砂の上の植物群・驟雨・夕暮まで
島尾敏雄―死の棘
谷崎潤一郎―卍・痴人の愛
小島信夫―抱擁家族
村上春樹―ノルウェイの森
三島由紀夫―鏡子の家・仮面の告白・禁色
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