「痛快! よくぞやってくれた」「こんなもの文学批評じゃない!」 吉行・三島など 男流 作家を一刀両断にして話題沸騰の書。
【解説: 斎藤美奈子 】

男流文学論
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 966円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:う-17-1
  • 刊行日: 1997/09/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:4-480-03328-9
  • JANコード:9784480033284
上野 千鶴子
上野 千鶴子

ウエノ チヅコ

1948年富山県生まれ、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。95年より東京大学教授。専攻、家族社会学・女性学。94年『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞受賞。その他の著書に『家父長制と資本制』『ナショナリズムとジェンダー』『発情装置』『おひとりさまの老後』『男おひとりさま道』『ひとりの午後に』など。

この本の内容

吉行淳之介、島尾敏雄、谷崎潤一郎、小島信夫、村上春樹、三島由紀夫ら、6人の「男流」作家の作品とそれらをめぐる評論を、当世“札付き”の関西女3人が、バッタバッタと叩き斬る!刊行当初から話題騒然となり、「痛快!よくぞいってくれた。胸がスッとした。」「こんなものは文芸論じゃないっ!」など、賛否両論、すさまじい論議を呼び起こしたエポックメーキングな鼎談。面白さ保証付。

この本の目次

吉行淳之介―砂の上の植物群・驟雨・夕暮まで
島尾敏雄―死の棘
谷崎潤一郎―卍・痴人の愛
小島信夫―抱擁家族
村上春樹―ノルウェイの森
三島由紀夫―鏡子の家・仮面の告白・禁色

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