山田風太郎明治小説全集 5 地の果ての獄(上) ─地の果ての獄(上)
明治半ば、看守として北海道・樺戸集治監に赴任した有馬四郎助を待っていたのは? 凶悪犯と政治犯、次々と起こる奇怪な事件。謎が謎を生む。
明治19年、薩摩出身の有馬四郎助は、北海道月形の樺戸集治監の看守に着任した。そこで青年看守の目にしたものは?次々とおこる奇怪な事件の裏に明かされる意外な事実…。「愛の典獄」と呼ばれた有馬四郎助の若き日の姿。
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