終わりなき日常を生きろ

宮台 真司

「終わらない日常」と「さまよえる良心」――オウム事件直後出版の本書は、著者のその後の発言の根幹である。書き下ろしの長いあとがきを付す。

終わりなき日常を生きろ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 672円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:み-18-1
  • 刊行日: 1998/03/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-03376-5
  • JANコード:9784480033765
宮台 真司
宮台 真司

ミヤダイ シンジ

1959年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。首都大学東京教授。様々な事象を社会学的観点から考察・発言している。著書に『終わりなき日常を生きろ』『サイファ 覚醒せよ!』『サブカルチャー神話解体』(共著)、『人生の教科書[よのなかのルール]』(共著)『挑発する知』(共著、いずれもちくま文庫)、『日本の難点』(幻冬舎新書)など多数。

この本の内容

「さまよえる良心」と「終わりなき日常」をキーワードに、今最も活発な発言を続ける著者が、オウムと現代社会を分析する。社会が成熟し、幻想が共有されなくなった時代、人はそれぞれの物語を生きるようになっている。その後の事件、状況分析を加えたあとがきを新たに付す。

この本の目次

第1章 「オタク論・連赤論・二重組織論・邪宗論」はデタラメ
第2章 「さまよえる良心」がアブナイ
第3章「終わらない日常」はキツイ
第4章 コミュニケーション・スキルという知恵

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