歩くひとりもの
ひとりものの部屋はなにに似ているか? 棺桶に似ていると私は思う――。本を読み街を歩き、なんとなく結婚せず齢を重ねる都市生活者の日常。
- シリーズ:ちくま文庫
- 714円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:つ-6-1
- 刊行日:
1998/03/24
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-03377-7
- JANコード:9784480033772
- 在庫 ×
独身主義ではない。ただ、いつのまにかひとりで生きるのが癖になったというだけだ。そして、ひとりが癖なら結婚生活だって相当な癖なのではあるまいか。すべての人が例外で、例外がすべて。街を歩き本を読みコーヒーをすすり、老いを迎える準備にとりかかる、都市生活者のハードボイルド・エッセイ。関川夏央・山口文憲との鼎談を収録。
自分用の応援歌
ひとりもの、年を越す
コーヒーをいれる老人
妹の力
家庭の終り
男たちが知らない本
料理書の哲学
死体術
手紙ぎらい
咳をしてもひとり〔ほか〕
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