戦中派天才老人・山田風太郎
通いつめること一年有半。天才老人の機知、警句妖説、飄逸そして健忘……おそるべき作家の実像を活写した座談的物語。
- シリーズ:ちくま文庫
- 735円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:せ-5-3
- 刊行日:
1998/12/03
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:304
- ISBN:4-480-03433-1
- JANコード:9784480034335
- 在庫 ×
―山田さん、結構おんなじこといいますね。「実はぼくはもうこの世の人じゃないんだ」―は?「実は昭和64年、ぼくは例のごとく酔っ払って階段から落ちた。そして死んだ」―は?天才老人の機知、警句、妖説、飄逸、健忘!おそるべき大作家の実像ここにあり!通いつめること一年有半。知られざる大作家の素顔がいま明される。
十月の薄暮
十一月の宿痾
十二月の排泄
翌年一月の虚空
翌年二月の追懐
翌年三月の幻景
翌年四月の放心
翌年五月の健忘
翌年六月の妖人
翌年七月の疑念〔ほか〕
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