YASUJI東京

杉浦 日向子

明治の東京と昭和の東京を自在に往還し、夭折の画家井上安治が見た東京の風景を描く静謐な世界。他に単行本未収録四篇を併録。
【解説: 南伸坊 】

YASUJI東京
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 567円(税込)
  • Cコード:0179
  • 整理番号:す-2-11
  • 刊行日: 2000/03/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:176
  • ISBN:4-480-03557-5
  • JANコード:9784480035578
杉浦 日向子
杉浦 日向子

スギウラ ヒナコ

1958年、東京生まれ。1980年、「通言室之梅」(「ガロ」)で漫画家としてデビュー。1984年、『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞受賞。1988年、『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞受賞。江戸の風俗を生き生きと描くことに定評があった。1993年に漫画家引退を宣言し、その後は江戸風俗研究家として活動した。NHK総合テレビ「コメディーお江戸でござる」では解説コーナーを担当。漫画作品に『百日紅』(上・下)『ゑひもせす』『二つ枕』『とんでもねえ野郎』『YASUJI東京』他、著書に『江戸へようこそ』『大江戸観光』『一日江戸人』『ごくらくちんみ』『食・道・楽』などがある。2005年7月22日、逝去。

この本の内容

井上安治、風景画家。元治元年、浅草生れ。十四歳の時、小林清親に入門。明治二十二年没。二十五歳。安治は東京に何を見たのだろうか。明治の東京と昭和の東京を自在に往き来しつつ、夭折の画家井上安治の見た風景を追い、清親との不思議な師弟関係を描く静謐な世界。他に単行本未収録作品を併録。

この本の目次

YASUJI東京
単行本未収録集(術
梅殿桜殿
白犬
鏡斎まいる)

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