夜の太鼓

石垣 りん

日々の暮しの中で気になった出来事・人・言葉。そこにひそむ不合理、不安を鮮やかに描き出し、大切なことを思い出させてくれるエッセイ集。

夜の太鼓
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 630円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:い-7-3
  • 刊行日: 2001/02/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-03616-4
  • JANコード:9784480036162

この本の内容

ありふれた日常の暮らしの中から掬いあげられた、気になること、心に残ったこと、なつかしい人…。そこにひそむ不合理や疑問、美しさを鋭く鮮やかに描き出す。“ことばの力をいのちの力として生きてきた”と静かに語る著者の、忘れていた何か大切なものを気づかせてくれる随筆集。

この本の目次

1 花いちもんめ(時の名称
花いちもんめ
しつけ糸
会社をやめたら ほか)
2 その角の向うに(運動会の空
籠の鳥
美顔
冬の案山子 ほか)
3 松崎(「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」の頃
自作について
私の名前
思い出が着ている ほか)

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