定本艶笑落語 3 艶笑落語名演集
古今亭志ん生、橘ノ圓都といった大長老が健在のときに採録した、艶笑落語名演としては、その顔ぶれ、演題ともにベストの収録内容である。
「きいているご婦人が、アラと顔をあからめる程度でしょうね。居たたまれなくなって、席を立つなんざぁ、もういけません」(三遊亭円生)。古今亭志ん生、橘ノ円都といった大長老の口跡が聞こえてくるような、艶笑落語名演集。その顔ぶれ演題すべてがベストの決定版。話芸の中の“お色気”をぞんぶんに堪能していただきたい。
鈴ふり(古今亭志ん生)
松茸(三遊亭円歌)
宿屋かか(橘ノ円都)
雑話 橘之助色ざんげ(土橋亭里う馬)
女護が島(島めぐり)(三遊亭百生)
有馬小便(桂小南)
目ぐすり(都家歌六)
宿屋ぼぼ(橘家円太郎)
蛙茶番(三遊亭金馬)
鼠の耳(林家染語楼)
妻投げ(古今亭甚語楼)
茶漬け間男(林家染丸)
姫かたり(古今亭志ん生)
下口(橘ノ円都)
紙入れ(古今亭志ん生)
人形の目(露乃五郎)
大神宮(初代 柳家小せん)
錦の袈裟(三遊亭金馬)
時計屋(林家染語楼)
吉田御殿(古今亭志ん好)
にせ金(三代目 蝶花楼馬楽)
まちがい(橘家円太郎)
尻餅(三笑亭可楽)
鬼門風呂(橘ノ円都)
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