水滸伝の世界

高島 俊男

めっぽう強くてまっすぐな豪傑たち百八人のものがたり、水滸伝。この痛快無類な小説のおもしろさを存分につたえる絶好のガイドブック。

水滸伝の世界
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 840円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:た-37-2
  • 刊行日: 2001/12/13
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:4-480-03686-5
  • JANコード:9784480036865
高島 俊男
高島 俊男

タカシマ トシオ

1937年生れ。兵庫県相生出身。東京大学大学院修了。専攻中国文学。大学教員を経て現在フリー。主な著書に『水滸伝の世界』、『水滸伝と日本人』(第5回大衆文学研究賞)、『漱石の夏やすみ』(第52回読売文学賞)、『三国志きらめく群像』、『本と中国と日本人と』(以上、ちくま文庫)、『李白と杜甫』(講談社学術文庫)、『中国の大盗賊・完全版』(講談社現代新書)、『水滸伝人物事典』(講談社)、『本が好き、悪口言うのはもっと好き』(文春文庫、第11回講談社エッセイ賞)、『漢字と日本人』、『座右の名文』(文春新書)、『お言葉ですが…』〈1〉〜〈10〉(文藝春秋)・〈11〉(連合出版)、など多数。

この本の内容

豪傑108人が痛快にあばれまわるものがたり、水滸伝。梁山泊の総大将がなんとも情けない男なのはなぜか。英雄は色を好むのか。みごとに描きわけられた殺人のタイプとは。さまざまな顔をもつ女傑の魅力は―。水滸伝のおもしろさ、それをめぐることがらの広さと深さへ誘う、希代の本読みによる案内書。

この本の目次

豪傑たちのものがたり
総大将宋江
副将盧俊義
英雄色を好む?
人の殺しかたについて
李俊のばあい
女傑たち
人を食った話
武松の十回
講釈から芝居まで
誰が水滸伝を書いたのか?
遼国征討
一番いいテキスト
「天都外臣」とは誰ぞや?
水滸伝をチョン切った男
中国で出ている水滸伝いろいろ
豪傑たちのアダ名

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