私の「戦争論」
「戦争」をどう考えればよいのか? 不毛な議論に惑わされることなく、「個人」の重要性などを、わかりやすい言葉で説き明かしてくれる。
戦争とは何なのだろう?国家と個人とはどちらが重い?「思想界の巨人」が素朴な疑問の一つ一つに、ていねいに答えるように解り易い言葉で語った「戦争論」の決定版!自己の戦争体験を冷静に語り、今日もなお繰り返される旧来の保守派と進歩派の不毛な論議を根本からくつがえす。「戦争自体がダメだ」「エゴイズムは肯定されるべき」等々、ラジカルかつ、明解な論理が展開される。
第1章 小林よしのり『戦争論』を批判する
第2章 「新しい歴史教科書をつくる会」を批判する
第3章 保守派の「思想」を批判する
第4章 私は「戦争」をこう体験した
第5章 人類は「戦争」を克服できるか
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