カラダで感じる源氏物語
エロ本として今なお十分使える『源氏物語』。リアリティを感じる理由、エロス表現の魅力をあまさず暴き出す気鋭の古典エッセイ。
【解説: 小谷野敦 】
『源氏物語』はエロ本である。どんなにエロティックか、そしていかに現代的であるかをあますところなく暴きだす、気鋭の古典エッセイストの『源氏物語』論。「病気好き」「ブス好き」「コンプレックス」だらけの男たち、「ストレス過多」で、「拒食症」で、その中で自己を見出していく女たち。当時の時代背景、経済事情まで解説し、さらにオナニーにも使えると喝破する。
第1章 感じるエロス(病気する体
感じるエロス ほか)
第2章 源氏物語のリアリティ(ブスでもない美女でもない女の魅力
等身大の男達 ほか)
第3章 五感で感じる源氏物語(感じる視覚
感じる触覚 ほか)
第4章 失われた体を求めて―平成の平安化(感じる経済
感じる不幸 ほか)
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