図説 拷問全書
罪を告白するまでは「死」すら許されなかった。理不尽すぎる訊問、過酷さを極める責めの技術など、西洋史の暗部をえぐる。
【解説: 柳下毅一郎 】
拷問とはいったい誰のために行われたのか。中世のヨーロッパでは、何が罪に問われ、どのようにして拷問や刑罰が行われたのか。理不尽極まりない魔女狩りや異端信仰の排斥に猛威を振るった、宗教裁判の背景とは。鞭打ち、火責め、水責めから拷問椅子、謎の責め具の詳細まで…。死ぬことすら許されなかった苦痛の数々を豊富な図版とともに検証する。
第1章 拷問という制度とその背景(司法行為としての拷問
神明裁判―神による裁き ほか)
第2章 罪に問われる(罪の意識―社会や時代の鏡として
謀殺―計画的な殺人 ほか)
第3章 拷問が行われる(拷問は誰のために行われたか
拷問前の「針刺し」―魔女の場合 ほか)
第4章 刑罰が与えられる(刑罰のなかの象徴的イメージ
死刑の諸相 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可