茫然とする技術

宮沢 章夫

かつてこれほどまでに読者をよくわからない時空に置き去りにするエッセイがあっただろうか。笑った果てに途方に暮れる71篇。
【解説: 松尾スズキ 】

茫然とする技術
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 714円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:み-20-1
  • 刊行日: 2003/04/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:4-480-03808-6
  • JANコード:9784480038081
宮沢 章夫
宮沢 章夫

ミヤザワ アキオ

1956年静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家。遊園地再生事業団主宰。エッセイ集に『茫然とする技術』『牛乳の作法』(ちくま文庫)、『考える石、その他の石』(白水社)、『チェーホフの戦争』(青土社)、戯曲に『月の教室』『14歳の国』(白水社)、小説『サーチエンジン・システムクラッシュ』(文春文庫)、『不在』(文藝春秋)など多数。

著者に関する情報

「webちくま」にて、「テクの思想と、その展開」連載中。[こちら]

この本の内容

かつて、これほどまでに読者をよくわからない時空に置き去りにするエッセイがあっただろうか。脱力感みなぎる71篇。面白さを伝えるのが困難な本として絶賛をあびてきた奇書、ついに文庫化で、またもや読者をおきざりにする。大変笑える。おかしい。

この本の目次

1 カタカナの方法(パレード。
ハロー。 ほか)
2 茫然とする技術(ぶらぶらする
発酵と腐敗 ほか)
3 蹄を打ち鳴らす音よ!(動くとおなかが痛い
致命的エラー ほか)
4 コンピュータと生きて(コンピュータ化の強制力
人は誰だってビジネスマンだ ほか)
5 読書する犬(年齢
こんなときじゃなけりゃ読めない ほか)

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