バートン版 千夜一夜物語 4
魔神のいたずらから、遙かはなれた美しい王子と王女が宿命の恋におち、数奇な運命をたどる大ロマン「カマル・アル・ザマンの物語」などを収録。
この世ならぬ美しさの王女の、体の中でいちばん秘密なところに隠されていた赤い宝石の謎とは―魔神のたわむれから、はるか遠く離れた国の王子と王女が宿命の恋におちて数奇な運命をたどる一大ロマン「カマル・アル・ザマンの物語」、妖艶な美女との官能的な恋も束の間、怪盗の手により苦境に陥った商人アラジンのスリル満点の話など、夢のような物語が華麗にくり広げられてゆく。
カマル・アル・ザマンの物語(第百七十夜‐第二百四十九夜)
ニアマー・ビン・アル・ラビアとその奴隷娘ナオミの話
アラジン・アブ・アル・シャマトの物語(第二百四十九夜‐第二百六十九夜)
タイイ族のハティム(第二百六十九夜‐第二百七十夜)
ザイダーの子マアンの話(第二百七十夜‐第二百七十一夜)
ザイダーの子マアンとバダウィ人(第二百七十一夜)
ラブタイトの都(第二百七十一夜‐第二百七十二夜)
ヒシャム教主とアラブ人の若者(第二百七十二夜)
イブラヒム・ビン・アル・マーディと理髪外科医(第二百七十二夜‐第二百七十五夜)
円柱の多い都イラムとアビ・キラバーの子アブズラー(第二百七十五夜‐第二百七十九夜)〔ほか〕
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