バートン版 千夜一夜物語10
美しい若者と絶世の美貌をもつ奴隷女(じつは王女)の数奇な恋の逃避行を描く「アリと帯作りのミリアム姫」など、めくるめく愛と官能の物語。
絶世の美貌の奴隷娘(じつはフランクの王女)は、美しい若者アリが酔いつぶれて寝込むと二本の編針を取り出し、帯を一本仕上げ、枕の下に忍ばせた。やがて乙女は衣裳をぬいで一糸まとわぬ裸になるとアリの横に添い寝した…数奇な恋の行方を描く「アリと帯作りのミリアム姫」、“愛する乙女をかきいだき互いに交合すその喜悦!…”妖艶な人妻と商人の愛の深い歓びを物語る、性愛美の極致を詩化した「マスルールとザイン・アル・マワシフ」などを収録。
マスルールとザイン・アル・マワシフ(第八百四十五夜‐第八百六十三夜)
アリ・ヌル・アル・ディンと帯作りのミリアム姫(第八百六十三夜‐第八百九十四夜)
上エジプトの男とフランク人の妻(第八百九十四夜‐第八百九十六夜)
落ちぶれたバグダッドの男と奴隷女(第八百九十六夜‐第八百九十九夜)
インドのジャリアッド王と宰相シマス(第八百九十九夜‐第九百三十夜)―ジャリアッド王の世継ぎウィルド・ハン王とその妻妾と大臣の後日談
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