小津安二郎の食卓
小津映画の真髄は食にあり。とんかつ、天ぷら、ラーメン、カレー……。小津は食を通して何を表現しようとしていたのか。
小津映画では、サイレント期の作品から、飲食のシーンが印象的である。それはなぜだろうか。小津は、食べ物のシーンを通じて、日常のさまざまな出来事を描き、“日本の家庭”を丹念に表現しようとしたのではないか。どんなものに興味を示し、どのように食事シーンを撮ったのか。現存する作品を食の視点から見なおす。
死とがんもどき
秋刀魚と大根
鱧
カレーライス
ラーメン
中華まんじゅう
珍々軒と東興園
鰻
料理屋の女将
とんかつ
おでん屋
寿司屋の客
草上の食事
家族団欒と同窓会
パン
コカコーラと沢庵
オナラと猫いらず
お土産と贈り物
果物嫌い
BAR
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