古本屋五十年
自転車で仕入れに駆けめぐった開業の頃。貸本屋盛衰史。初版本、自筆原稿、マンガなど変化する売筋。50年間のすべてを描く。
【解説: 小関智弘 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 819円(税込)
- Cコード:0100
- 整理番号:あ-38-1
- 刊行日:
2004/06/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:352
- ISBN:4-480-03969-4
- JANコード:9784480039699
- 在庫 ×
1953年(昭和28)に東京は、工員さんや店員さん、職人さんの街に間口一間の古本屋を20歳で開業。戦後の復興期、理工書・医学書が高値で取引されるのに驚愕し、貸本屋を兼業したり、廃品回収業者から仕入れた雑誌を補修しては売りまくった頃。やがて時代とともに訪れる、初版本ブームやマンガ本ブームなど、古本屋稼業の浮枕を身をもって経験した著者による決定版。
序章 開業まで
第1章 古本市場―下町篇
第2章 建場廻りのことなど
第3章 古本市場―神田篇
第4章 古書展
第5章 蒐集―私の場合
第6章 店番
第7章 半世紀の下町業界とその未来
第8章 この十年
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