幻の楽器を求めて
インド音楽に魅かれ、弦楽器サロードの演奏者となった著者は、その起源を求めてアジア全土を駆けめぐる。最後に行き着いた日本の楽器とは? アジア文化の魅力。
- シリーズ:シリーズ・全集
- 1,121円(税込)
- Cコード:8373
- 整理番号:
- 刊行日:
1995/11/22
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:B6判
- ページ数:208
- ISBN:4-480-04194-X
- JANコード:9784480041944
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日本の三味線の“サワリ”インドの“ジャワリ”アジア全体に見いだすことのできる“微分音”…これらはすべてアジア特有の自然=宇宙を表現する仕掛けの一つであり、その本質は“ゆらぎ”や“ずれ”を楽器にも取りこもうとする音への美意識にあるとするのは考えすぎであろうか。
第1章 インド音楽との出会い
第2章 インドから中央アジアへの道
第3章 戒厳令下のアフガン音楽会
第4章 チベット三味線は遊牧民の音
第5章 謎の楽器「火不思」との遭遇
第6章 忘れられた王国に「火不思」を求めて
第7章 古楽器の宝庫・パミール高原へ
第8章 「火不思」から「三絃」へ、そして「三味線の誕生」
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