源氏物語歳時記
春夏秋冬の歳時意識は、約束にしばられた和歌の世界よりも、物語の中でいっそう魅力的に表われる。『源氏物語』の洗練を支えている古代的季節感とは何だろうか?
- シリーズ:シリーズ・全集
- 1,254円(税込)
- Cコード:0395
- 整理番号:
- 刊行日:
1989/09/27
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:304
- ISBN:4-480-05130-9
- JANコード:9784480051301
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春夏秋冬の歳時意識は、約束ごとにしばられた和歌の世界よりも、物語の中でいっそう魅力的にあらわれる。未開の日本人の季節感が「源氏物語」の洗練を下からしっかりと支えている。物語をいろどる季節・自然・風物。
春(霞
若菜
梅
鴬
桜
月
山吹・藤)
夏(葵
橘・時鳥
雨
涼
薔薇
なでしこ・とこなつ
蛍)
秋(風・野分
霧
朝顔・夕顔
秋草
松虫・鈴虫
雁
露・霜)
冬(紅葉・時雨
冬の夜
雪)
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