新・士道論
孔子に端を発し、松尾芭蕉を育み、明治にあってなお福沢諭吉が讃えた士道とは何か? 日本史の中にその顕われを検証し、和魂の再生を構想する。
- シリーズ:シリーズ・全集
- 1,470円(税込)
- Cコード:0321
- 整理番号:
- 刊行日:
1992/08/25
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:272
- ISBN:4-480-05178-3
- JANコード:9784480051783
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“粋なお侍”への憧れの背景には、士道への無意識の共感がある。孔子に端を発し、松尾芭蕉を育み、明治にあってなお福沢諭吉が讃えた士道とは何か?日本史の中にその顕われを検証し、和魂の再生を構想する。
序章 近代日本における武士道論の運命
第1部 孔子と士道(「士」としての孔子
『論語』の士論
「使」としての「士」)
第2部 武士の誕生から武士道の成立まで(武家の起こりと平氏武者
源氏と武家政権の誕生
武家文化の成立―「花」をめぐって
戦国武士から三河武士へ
武士道論の定礎者たち―藤樹、蕃山・素行)
第3部 松尾芭蕉と武士たち(武家的人倫詩人・松尾芭蕉の美と教育
松尾芭蕉と元禄武士
芭蕉と曲翠
芭蕉と子葉・大高源五)
第4部 近代日本の武士道論(近代日本の誕生と武士の終焉
福沢諭吉の武士道論
新渡戸稲造の武士道論
民主主義と「士」)
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