忠臣蔵
「忠臣蔵」事件とはどのようなものであったのか。矛盾�オ�オ撞着する諸史料の間隙を縫い、文学的なオーラを取り除いた先にある、生きて血のかよった人間たちのドラマ。
- シリーズ:ちくま新書
- 693円(税込)
- Cコード:0221
- 整理番号:14
- 刊行日:
1994/11/17
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-05614-9
- JANコード:9784480056146
- 在庫 ×
「忠臣蔵」事件とは一つのコードネームである。時代は元禄の末。歴史では赤穂事件といわれる江戸城内の刃傷・浅野内匠頭の切腹・その遺臣団の吉良邸討入りと続く一連の出来事は、やがて国民伝説にまでなった。事件は当初から文学化されて世間にひろまった。その文学性のオーラを取り払ったら、そこに何が見えてくるか。史実は時として文学よりも深い光を放つ。この一冊は史料から聞こえてくる元禄武士のなまの肉声を聞こうとする。
元禄十四年三月十四日
江戸と赤穂
城明渡し―一家離散―潜伏
元禄十五年十二月十四日
元禄十六年二月四日まで
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