悪文

中村 明

悪文とはなにか? 悪文のさまざまな要素を挙げ、その正体に迫るとともに、文章を自己点検する際のチェックポイントを示した悪文矯正のための実践的な文章読本。

悪文
  • シリーズ:ちくま新書
  • 756円(税込)
  • Cコード:0281
  • 整理番号:32
  • 刊行日: 1995/05/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-05632-7
  • JANコード:9784480056320
中村 明
中村 明

ナカムラ アキラ

1935年、山形県鶴岡市生まれ。国立国語研究所室長等を経て、現在、早稲田大学名誉教授。主著に『作家の文体』『名文』『現代名文案内』『文章作法入門』『悪文』『笑いの日本語事典』『人物表現辞典』(筑摩書房)、『日本語レトリックの体系』『日本語の文体』『笑いのセンス』『文の彩り』『日本語語感の辞典』『語感トレーニング』(岩波書店)、『小津の魔法つかい』『文体論の展開』(明治書院)、『センスをみがく文章上達事典』『日本語の文体・レトリック辞典』(東京堂出版)など。『集英社国語辞典』編者。『三省堂類語新辞典』編集主幹。高校国語教科書(明治書院)統括委員。

この本の内容

本書では、文章の構想の立て方から句読点の打ち方の勘どころに至るまで、さまざまな悪文の要素を列挙し、文章の自己点検をおこなう際のチェックポイントを示した。悪文矯正の作法と心得の秘訣をわかりやすく説いた小辞典ふう文章読本。相手の心に素直に届く文章をめざす人のための一冊。

この本の目次

文章作法書のひろがり
自分に合った本を選び出すヒント
悪文の正体
悪文の諸相
構想の致命傷
展開の混乱
執筆態度できまる悪文
読み手への配慮
わかりにくさの自覚
あいまいさの確認〔ほか〕

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