虚構の時代の果て
我々にとってオウムとは何か? 地下鉄サリン事件とは虚構の時代の果てに勃発した世界最終戦争だった!? 虚像と現実が交錯する現代社会<<の機制: メカニズム>>を撃つ気鋭の論考。
- シリーズ:ちくま新書
- 693円(税込)
- Cコード:0236
- 整理番号:73
- 刊行日:
1996/06/19
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:304
- ISBN:4-480-05673-4
- JANコード:9784480056733
- 在庫 ×
われわれにとってオウムとは何か。なぜ彼らは毒ガス・サリンを生成し、使用しなければならなかったのか。なぜ彼らは、近代の資本システムを貫通する。永遠に終わらない時間の対極に、破局的な終末論を求めなくてはならなかったのか。まさしく地下鉄サリン事件とは虚構の時代の果てに勃発した世界最終戦争だったのだ。虚構と現実が交錯する現代社会の機制を鋭く撃つ、気鋭の社会学者による渾身の冒険的論考。
第1章 妄想の相互投射
第2章 理想の時代・虚構の時代
第3章 サリンという身体
第4章 終末という理想
第5章 虚構=現実
終章 ポアの思想を越えて
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