忘れられた日米関係
『菊と刀』と並んで日本研究に大きな影響を与えた『アメリカの鏡・日本』。その著者ヘレン・ミアーズの謎に包まれた生涯を探り、日米関係に新たな視座を提供する。
- シリーズ:ちくま新書
- 693円(税込)
- Cコード:0221
- 整理番号:77
- 刊行日:
1996/08/19
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:208
- ISBN:4-480-05677-7
- JANコード:9784480056771
- 在庫 ×
第二次大戦後に紹介されたアメリカの日本研究の多くは、西洋近代的パラダイムへの収斂とそれからの逸脱という枠組みを背景に展開されたものだった。けれどもアメリカの対日観はそれほど単純ではなく、実は多様性を秘めていたことが見過ごされていたのである。アメリカニズムを相対化しようとした流れに着目しながら、日本人がそれをどう受容したかを検討し、新しい日米関係への視座を提供する。
第1章 ヘレン・ミアーズとルース・ベネディクト
第2章 戦前の日本を旅する
第3章 「敵国」日本の虚像と実像
第4章 アメリカの政策批判に踏み切る
第5章 日本の講和・独立を論ずる
第6章 パシフィストとして生涯を終える
第7章 ミアーズをいかに捉えるか
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可